こんにちは。和楽器・骨董品・古美術品買取専門店の五宝堂でございます。
本日はコレクター品の整理のご依頼で、東京都江東区へ出張してきました。リヤドロのフィギュリンやマイセンのカップ&ソーサーなどの洋食器を拝見させていただき、お客様にご満足いただける金額にてお譲りいただきました。
【LLADRO リヤドロについて】
リヤドロは1953年にスペイン・バレンシア州で設立された磁器人形のブランドです。設立から60年以上経った現在では世界約120か国で展開されています。人物や動物の表情・動きが繊細に表現され、見るものにまるで生きているかのような印象をあたえるリヤドロの製品は、芸術品の評価も高く、世界各国の美術館でも展示されています。
美術を学んでいたリヤドロ3兄弟が1951年、自宅の庭に陶器用の旧式窯を設置したのが始まりです。
そうしてリヤドロ3兄弟が作り始めたランプ用の花飾りはすぐに人気を博しました。
リヤドロ3兄弟は磁気製品の生産を本格化するために磁器用の高熱窯を導入、1953年にはリヤドロ・コメルシアル株式会社を設立しました。
1956年に白色カオリン磁土(磁器の原料として使われることが多い、硬質の粘土鉱物)を使用した磁器人形の製作を始めると、リヤドロの磁器人形はたちまち注目の的となります。
1958年には大工場を新設、1965年にはアメリカ進出、1968年にはリヤドロの磁器人形の姉妹ブランド「NAO」が創設されるなど、リヤドロの磁器人形の人気は世界的に広まっていきます。
日本にも、1986年に物産リヤドロ株式会社(現在のリヤドロジャパン)を設立して進出しています。
リヤドロ3兄弟の「優しさあふれる世界を創造したい」という大きな夢を託して、リヤドロは磁器人形を作り続けているのです。
【リヤドロの査定ポイント】
リヤドロのおもな査定ポイントは以下のとおりです。
①磁器人形のサイズ
②人気シリーズの作品かどうか
③破損やヒビの有無といった保存状態
④箱や説明書などの付属品の有無
これらの項目の評価が高いほど、買取価格も高くなる傾向にあります。
五宝堂ではコレクションのフィギュリン・洋食器の整理や譲り受けて価値が知りたいなど、いろんなご相談に対応しております。
フィギュリン・洋食器のご売却をお考えでしたらぜひ五宝堂をご用命ください。
また、琴、三味線、尺八などの和楽器をはじめ、骨董・古美術品、屏風、茶道具、書道具、日本画、仏像など、ジャンル問わずお取り扱いしておりますので、お気軽にお問い合わせください。
大量にあってもお任せ下さい。
蔵の整理、遺品整理などの際には喜んでお伺いいたします。
本日は五宝堂をご指名いただき、誠にありがとうございました。