【大内青圃の買取相場について】
大内青圃の買取価格は、木彫り作品であれば、どんな作品でも1万円以上の査定となる事が多いでしょう。作品の出来により高額査定が期待できます。ブロンズ作品であれば数千円~数万円の査定となるでしょう。作品の出来やモチーフや付属品などにより取引価格が大きく変わってくると言えます。
【大内青圃(おおうちせいほ)1898年–1981年について】
大内青圃は、日本の仏師・彫刻家・日本芸術院会員。
父が仏教学者であった影響もあり、作品の多くは仏教にまつわるものとなっています。
インドや日本の仏教に根差した作品を数多く制作し、気品たっぷりで滋味に満ちた作風で高い評価を得ました。
京美術学校彫刻科を卒業し、高村光雲に師事しました。
戦前は帝展や文展などで活躍し、戦後は院展で文部大臣賞や、日本芸術院賞を受賞し、勲三等瑞宝章を受章しました。
【略歴】
1898年
東京都生まれ。
1922年
東京美術学校彫刻科木彫部卒業。高村光雲、水谷鉄也に師事。
1927年
美術院同人。
1938年
第2回文展無鑑査出品。
1948年
第4回日展出品作品文部省買い上げ。日展審査員。
1960年
第45回院展で文部大臣賞。
1963年
日本芸術院賞。
1965年
埼玉県熊谷市報恩禅寺「釈迦牟尼仏、摩阿迦葉、阿難」三尊、「鬼王焔摩天」制作。
1967年
東京駒沢学園「釈迦牟尼仏三尊」制作。
1968年
永平寺東京別院長谷寺「十一面観音像」制作。
1969年
日本芸術院会員。
1971年
勲三等瑞宝章。
1977年
永平寺東京別院長谷寺「十一面観音像」完成。
1981年
逝去。
骨董・古美術品買取専門店の五宝堂では幅広いジャンルを取り扱っております。大内青圃の作品の他にも陶芸品、骨董品、絵画、掛軸、茶道具、美術品などその他ジャンルを問わず、お気軽にお問い合わせください。