【指物師について】
指物とは、釘などの接合道具を一切使用せず、材木と材木を組み合わせて作られた家具などを指します。
また、その技術を専門的に扱う職人が指物師です。
【川本光春(かわもと こうしゅん)について】
茶道指物師の川本光春は、初代が京都で1938年に創業しました。
神社の古材や神木など、希少な材木を原材料として使い、古き良きものを指物の技術を持って、新しいものにしています。
初代は、千利休を祖とする茶道家元である、裏千家の14代淡々斎から高い技術が認められ、祥桑軒の軒号が与えられたといわれています。
軒号とは、寺院や宗派にたいして貢献した者や、社会に貢献した者に贈られる名誉ある号です。
以来、川本光春は京都の伝統工芸を受け継ぐ世襲名として、名を馳せるようになりました。
三代川本光春は、1964年に二代目の長男として生まれました。襲名前の名は「川本昇」です。
初代である祖父や二代目の父、島田光斎に師事し、指物の技術を学んでいきます。
裏千家ニューヨーク店「The New Way of Tea」など、名だたる展示会へ出展し、さまざまなコンクールで多数の賞を受賞するなど、若き頃から指物師として頭角を現していました。
【納屋宗淡(なやそうたん)について】
大正14年(1925年)、茶道裏千家14代家元無限斎千宗室の次男として京都に生まれる。
兄は千玄室大宗匠(15代鵬雲斎)。
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