【この作品について】
表千家 十二代 堀内宗完(兼中斎)の書付、花押がついた蓋置 一双です。
こちらの査定ポイントとして、書付・花押があり、状態が良かったため、今回の査定金額となりました。
【十二代 堀内宗完(兼中斎)について】
堀内家は、代々表千家の宗匠を務める茶家です。
堀内家の庵号は長生庵(ちょうせいあん)といい、利休形二畳台目の茶室を指します。
同時代の茶人の他、川上不白や中村宗哲らに影響を与えた人物で、堀内家は以後歴代に渡って表千家を支え、現代まで続いています。
現在は12代宗完(兼中斎)が家督を甥に譲って宗心と称し、13代宗完(分明斎)が当代となっています。
【表千家 茶道具の査定ポイント】
表千家の作品の場合は、購入された時から入っている箱(共箱)は大切な箱で、共箱には表千家宗匠の自筆のサインと 落款 が押されています。共箱は、保証書も兼ねており、有る・無しで、買取価格は大きく変動します。
また、茶道具には表千家宗匠の書付が付いた品々がありますが、やはり、お茶会では書付は高く評価され、好まれます。
・保存状態は良好か(割れや欠け、貫入がないかどうか)
・作者の銘はあるか
・本人の作であるかどうか(共箱や書付があるかどうか)
・人気の作品かどうか
これらによって、茶道具の評価や買取査定は大きく変わります。
五宝堂では、表千家・裏千家・武者小路千家などの流派を問わず、宗匠や茶人の書付がある茶道具、千家十職の茶道具を取り扱っております。
茶道具のご売却をお考えでしたらぜひ五宝堂をご用命ください。
時代物の1点物からお稽古道具まで種類・状態は問わず、どのような茶道具であっても五宝堂では査定対象となっております。
経験と知識が豊富な査定士の確かな目利きで価値ある品を見極め、ご評価致します。
作家が不明なお品や価値があるか分からないお品でも、査定は無料でございますので、まずはお気軽にお問い合わせください。