【御所籠(ごしょかご)について】
御所籠(ごしょかご)は、当初、裏千家十三代家元円能斎が、
皇室より頂いた化粧籠(御用籠)を元に考案した茶箱の一種です。
円能斎没後の昭和6年、裏千家十四代家元淡々斎が、
好んだ御所籠というのが有名です。
茶籠茶箱は 茶室での茶道を屋外に持ち出し、旅先でもお茶が飲めるように工夫された茶道具です。
元々は旅箪笥のように、利休が戦場で茶を楽しめるように作ったのが始まりで、その後もっと小型の茶箱が作られ、茶道家元の習い事に工夫され 点前に取り入れらてまた、数寄者により流儀に捉われない楽しみの旅の茶は あり合わせの道具をうまくまとめた茶籠を主に、個性あふれる道具組の旅持として愛好家も多数いらっしゃいます。
【茶箱・茶籠を高く売るポイント】
・状態が良いかどうか
茶道具に関しては欠けや傷などが大敵です。茶箱は蒔絵や竹を編んだ箱など繊細な作品も多いため、保管状態には注意が必要です。
・有名な作家物かどうか
高価買取されやすい茶箱は、名工による作品が中心です。
また、歴史的背景がある茶箱は、当時の茶道文化を反映した貴重な工芸品として評価されます。
・付属品があるかどうか
古い茶箱に関しては付属品が無くても問題がないケースが多いです。しかしながら、日本の茶道具は共箱(ともばこ)と呼ばれる、作家のサインとタイトルが記載された箱が必要となります。無いだけで価値が下がるため、売却時には用意しておきましょう。
2025年現在、住環境や茶道具人口を考慮すると茶箱の需要は高いとは言えません。しかしながら、華やかで美術的な価値がある作品は汎用性が高いため高価買取が期待できるでしょう。
五宝堂では、茶道具に精通した経験豊富な鑑定士が在籍しておりますので、確かな目利きで価値ある品を見極め、ご評価いたします。
作家が不明なお品や価値があるか分からないお品でも、査定は無料でございますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
コレクションの茶道具の整理や譲り受けて価値が知りたいなど、いろんなご相談に対応しております。
茶道具のご売却をお考えでしたらぜひ五宝堂をご用命ください。