【有馬頼底(ありまらいてい)について】
東京都で生まれた禅僧で、現在は臨済宗相国寺派の7代目管長に就任。また、相国寺、金閣寺(鹿苑寺)、銀閣寺(慈照寺)の住職も兼任しています。
初名は有馬永頼、法諱は承黙、大龍窟とも号しています。
能書家としても知られており、書や茶道具の極書などを数多く手がけています。
【略歴】
1933年
東京生まれ。
1941年
大分県岳林寺で得度。
1955年
京都臨済宗相国寺僧堂に入門。大津櫪堂老師に師事。
1968年
相国寺塔頭大光明寺住職。
1971年
相国寺派教学部長。
1988年
京都仏教会理事長。
1995年
臨済宗相国寺派七代管長。
【茶掛けを高く売るポイント】
茶掛とは掛け軸の一種です。書や絵画など紙や布を用いて表装したものを掛け軸と呼びますが、その中でも特に茶室の床の間に飾るものを「茶掛」といいます。 茶掛は、千利休が言及した影響もあり茶の湯の世界においては以前から茶道具の中でも第一の道具とされてきました。本紙はもちろんそれを掛ける表具にも高い価値があるとされており、一流の茶人が好む作品が数多く生み出されてきました。
また茶掛の中でも、特に禅僧の手による墨蹟は重要視されています。
墨蹟とは僧侶の中でも特に禅僧の手によって残された肉筆の筆跡を指します。
・状態が良いかどうか
掛軸に関してはシミやヤケ、イタミなどが見られる場合は、減額となることが多いです。
・有名作家の作品かどうか
有名作家・人気作家の茶掛は価値に見合った価格をご提示。
現在では特に即中斎、鵬雲斎、淡々斎の作品は人気があります。
季節を問わず使えるもの、一行五文字のお品物は使いやすく、高値が付きやすいです。
・有名な工房で作られたものかどうか
有名な工房で作られたもの(奥村喜兵衛・春芳堂など)は査定金額が高くなりやすいです。
・付属品があるかどうか
日本の茶道具は共箱(ともばこ)と呼ばれる、作家のサインとタイトルが記載された箱が必要となります。
真贋を見極めるのに役立つのはもちろん、査定額にも大きく影響します。
五宝堂では、茶道具に精通した経験豊富な鑑定士が在籍しておりますので、確かな目利きで価値ある品を見極め、ご評価いたします。
作家が不明なお品や価値があるか分からないお品でも、査定は無料でございますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
コレクションの茶道具の整理や譲り受けて価値が知りたいなど、いろんなご相談に対応しております。
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