【裏千家 淡々斎(たんたんさい)について】
生没:1893~1964年
裏千家14代千宗室。家元。
明治26年東京生まれ、無限斎・玄句斎と号す。
大正12年家督を継いで淡々斎宗室となる。
翌大正13年、父の圓能斎が亡くなると、以後は門下の養成ばかりではなく、各地の茶道普及に奔走し教化を計りました。
全国組織の淡交会を設立、裏千家発展の基礎を築く。
明治・大正・昭和と激動の時代を生き抜いた茶人。
世情不安にあるなかで、神社や寺への献茶・供茶、学校現場における茶道教育の導入、茶道会館の建設、海外普及活動などを通して茶道の発展に貢献します。社団法人茶道裏千家淡交会を結成し、「今日庵」財団法人化へ布石を打ったことも大きな功績です。
遺墨、各種の好み物、著述にも大いにその才能を発揮し多くのものが残されている。
【茶道具の査定ポイントについて】
茶道具の査定は、「お茶会用」と言われる伝来品や作家ものが重要なポイントになります。
伝来品は、例えば楽茶碗であれば、箱に伝来を証明する書付があるかどうか重要になります。
また作家ものは本人直筆の箱書があるかが重要になります。
一方、練習など日常的に気軽に使う茶道具は「お稽古物」と言われ安価ではありますが、一式の道具としてお買取可能です。
【対象のお茶道具】
茶碗、茶釜、風炉(ふろ)、風炉先屏風(ふろさきびょうぶ)
柄杓(ひしゃく)、盆(ぼん)、水指(みずさし)、茶杓(ちゃしゃく)、
茶巾筒(ちゃきんづつ)、茶入(ちゃいれ)、棗(なつめ)
蓋置(ふたおき)、建水(けんすい)、袱紗(ふくさ)
香合(こうごう)、掛物(かけもの、掛け軸)、花入(はないれ、花器、花かご)
振出し(ふりだし)、菓子鉢(かしばち)、水注(みずつぎ)、薬缶(やかん)
茶器(ちゃき)、炉縁(ろぶち)、台子(だいす)、棚(たな)、板(いた)
煙草盆(たばこぼん)、茶箱(ちゃばこ)、皆具(かいぐ)など
五宝堂では、茶道具に精通した経験豊富な鑑定士が在籍しておりますので、確かな目利きで価値ある品を見極め、ご評価いたします。
作家が不明なお品や価値があるか分からないお品でも、査定は無料でございますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
コレクションの茶道具の整理や譲り受けて価値が知りたいなど、いろんなご相談に対応しております。
茶道具のご売却をお考えでしたらぜひ五宝堂をご用命ください。
お稽古用の茶道具をはじめ、各季節の炭道具、水屋道具、路地道具、喫煙道具などを取り扱っております。