
| 作家名 | 山田和 |
|---|---|
| 作品名 | 志野茶碗 |
| 買取品目 | 茶道具 |
| 買取方法 | 出張買取 |
| ご依頼地域 | 福井県越前市 |
買取参考価格
55,000円
※買い取り価格は当日の価格であり、その価格を保証するものではありませんので予め御了承下さい。
五宝堂スタッフより
【山田 和 (やまだ かず)について】
昭和29年(1954年) 愛知県常滑市に生まれる。
父に常滑焼日展作家 山田健吉、伯父に人間国宝 三代山田常山をもつ陶芸界のサラブレッド。
近代美濃陶芸界の祖【加藤唐九郎】を師と仰ぎその教えを最後まで貫き通し、福井県越前にて越前の土により作陶を続ける陶芸家。
重量感ある本格派の志野を中心に、赫釉織部、青織部、黄瀬戸、瀬戸黒など、玄人を唸らせる存在感ある作品を制作しております。
加藤唐九郎は陶磁史研究の第一人者で桃山時代の陶芸の研究と再現につとめた人物で、そんな師の影響もあり、山田和は桃山陶芸に傾倒し、自らの作風の確立に努めました。
【略歴】
1954年
愛知生まれ。
1976年
大阪芸術大学芸術学部工芸学科陶芸コース卒業。福井県越前陶芸村に築窯。
1978年
サンギャラリー住恵。
1980年
丸栄、名古屋展・豊橋展。以降隔年開催。
1983年
南青山グリーン・ギャラリー(以降1993年まで隔年開催)。
1988年
ドイツで穴窯制作。1989年初窯。
1993年
日本橋三越本店(以降隔年開催)
1994年
高島屋大阪店(以降1997年、2000年開催)
1995年
赤坂グリーン・ギャラリー
1996年
ギャラリー堂島(以降隔年開催)
2000年
藤野屋(以降隔年開催)
2002年
ぎゃらりぃ栗本
2003年
銀座黒田陶苑(以降2008年開催)
2004年
丸栄、名古屋展・豊橋展(以降隔年開催)
2007年
丸栄食の器展。文錦堂(以降2009年開催)
2008年
ギャラリーヴォイス「茶陶-造形と意匠にみる現在性」出品
2010年
東京国立近代美術工芸館「茶事をめぐって-現在工芸への視点」出展
2011年
JR大阪三越伊勢丹(以降2013年開催)
2016年
阪急うめだ本店(以降2018年開催)
【茶道具や現代陶芸の査定ポイント】
査定を依頼する際に最も重要なのは、「誰に見てもらうか」です。
一般的なリサイクルショップでは、茶道具や山田和のような陶芸家の作品を正確に評価することは困難です。
選ぶべきは、茶道具・現代陶芸を専門に扱う業者です。
これらの業者は、作家ごとの市場動向や、共箱・箱書きの真贋を見分けるノウハウを持っています。
特に「茶道具の取扱実績」があるかどうかは、信頼性を測るひとつの指標になります。
査定ポイント①
作家名と作風
現代作家は基本、書いた作家の銘が作品の中に入っています。
有名な作家ほど買取価格も高くなります。
またその作家の得意な作品や形があり、得意な作品ほど高価に買い取れる場合が多いです。
査定ポイント②
品物の真偽
有名作家には贋作、つまり偽物の作品があります。
本物か偽物かは査定の上で一番大事なポイントとなります。
近代の有名作家は鑑定機関がある作家もいます。
鑑定書がある場合は必ずご持参下さい。
査定ポイント③
共箱の有無
作品は桐箱の中に入り、作った本人が作品名と自分の名前を箱に墨で書きます。
これを共箱と言います。また後に技術を継承した子孫の作家が先代のもので間違いないと極めを箱に書いた極め箱もあります。
これらの箱は査定アップのポイントになります。
箱があるときはご一緒に持ってきて下さい。
査定ポイント④
キズの有無
磁器や陶器には先天的に焼いた時にニュウというキズが入っているものや、後天的に当たったりして欠けたりキズになったものがあります。
これらがあるとマイナスポイントとなります。
ダメージなく完品に近いほど評価は高くなります。
五宝堂では、茶道具に精通した経験豊富な鑑定士が在籍しておりますので、確かな目利きで価値ある品を見極め、ご評価いたします。
作家が不明なお品や価値があるか分からないお品でも、査定は無料でございますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
コレクションの茶道具の整理や譲り受けて価値が知りたいなど、いろんなご相談に対応しております。
茶道具のご売却をお考えでしたらぜひ五宝堂をご用命ください。
お稽古用の茶道具をはじめ、各季節の炭道具、水屋道具、路地道具、喫煙道具などを取り扱っております。










