【能楽の楽器について】
能では、笛、小鼓(こつづみ)、大鼓(おおつづみ)、太鼓の四種類の楽器からなり、これを「四拍子」と言います。
それぞれの楽器は専門に分かれていて、家の芸として高度な技術と芸風を継承しています。
曲によって太鼓が入るものと入らないものがありますが、どのような内容の曲でもすべてこの組み合わせで表現されます。
能には指揮者がおらず、太鼓が入るものでは太鼓が、それ以外のものでは大鼓が、能の音楽全体を統率しています。
【鼓(つづみ)について】
鼓は古くからある伝統的な楽器の一つであり、形態によって「小鼓」「大鼓」「太鼓」「鞨鼓」などに呼び分けられます。
一般的に鼓というと、小鼓を指すことが多いです。
小鼓のご先祖様は、中国から伝来し、雅楽で使われていた「三ノ鼓」といわれています。
伝来時には胴部分に青や赤、金などで絢爛豪華な装飾がされていましたが、小鼓になる頃には黒漆と金絵巻の落ち着いたトーンへと変化しました。この原因は足利義満が推奨した能楽を武士がたしなむようになり、武士が好むデザインを用いるようになったからといわれています。
描かれている模様にはそれぞれ意味を持った判じ絵となっており、カブは根が太いので大きな音が出るなど遊び心のあるものです。
五宝堂では、笛(能管)、小鼓、大鼓などの能楽楽器を専門にお取り扱いしておりますので、作家が不明なお品や価値があるか分からないお品でも、査定は無料でございますので、まずはお気軽にお問い合わせください。