
| 作家名 | 中川浄益 |
|---|---|
| 作品名 | 菊唐草象嵌 鉄火箸 即中斎書付 |
| 買取品目 | 茶道具 |
| 買取方法 | 出張買取 |
| ご依頼地域 | 栃木県宇都宮市 |
買取参考価格
30,000円
※買い取り価格は当日の価格であり、その価格を保証するものではありませんので予め御了承下さい。
五宝堂スタッフより
【千家十職について】
千家十職とは、表千家、裏千家、武者小路千家の三千家で用いられる茶道具を制作する、10の職家の総称です。
その起源は、千利休の茶風を継承した千宗旦に遡ります。
宗旦は、利休好みの茶道具を制作できる優れた技術を持つ職人を育成し、彼らと緊密な関係を築きました。
当初は十家とは限らず、職家の数は変動していましたが、江戸時代後期から明治時代にかけて徐々に固定化され、大正時代に「千家十職」という呼称が定着しました。
現在に至るまで、それぞれの職家は、代々受け継がれてきた伝統的な技法と高い技術によって、茶の湯の世界を支え続けています。
千家十職は、三千家と深く結びついた存在です。
三千家は、千利休を祖とする茶道流派であり、表千家、裏千家、武者小路千家の三家からなります。
千家十職の職人は、三千家の家元や茶人の求めに応じて茶道具を制作し、茶の湯の精神を形として表現する役割を担っています。
千家十職の茶道具は、千利休好みと呼ばれる、質素で機能的な美しさを追求したスタイルを基本としています。
千家十職は、それぞれ異なる種類の茶道具を専門に制作しています。
・茶碗師
樂 吉左衞門(らく きちざえもん) 主な道具:樂茶碗
・釜師
大西 清右衛門(おおにし せいえもん) 主な道具:茶の湯釜、鉄瓶
・塗師
中村 宗哲(なかむら そうてつ) 主な道具:棗、香合などの漆塗り
・指物師
駒沢 利斎(こまざわ りさい) 主な道具:茶箱、棚物
・金物師
中川 浄益(なかがわ じょうえき) 主な道具:建水、火箸、水注、金属製の香合など
・袋師
土田 友湖(つちだ ゆうこ) 主な道具:仕服、帛紗、数寄屋袋
・表具師
奥村 吉兵衛(おくむら きちべえ) 主な道具:掛軸、風炉先屏風、紙釜敷
・一閑張細工師
飛来 一閑(ひき いっかん) 主な道具:一閑張の棗、香合
・竹細工・柄杓師
黒田 正玄(くろだ しょうげん) 主な道具:茶杓、柄杓、竹花入、香合など
・土風炉・焼物師
西村(永樂) 善五郎(にしむら/えいらく ぜんごろう) 主な道具:土風炉、茶碗、京焼の器物全般
それぞれの職家は、代々受け継がれてきた伝統的な技法と独自の技術を駆使し、茶の湯に欠かせない様々な茶道具を制作しています。
【中川浄益(なかがわ じょうえき)について】
中川浄益は千家十職の一つの金物師をしている中川家が受け継いでいる名称です。
もともと初代は、戦国武将の武具類をつくっていましたが、金工の腕前を千利休に認められたことが大きなきっかけとなり、茶道具を扱うようになります。
現在は十一代当主が亡くなり空席となっております。
日本ではこういった同じ名前を代々引き継ぐ事が芸術家や演劇、歌舞伎や落語など園芸の世界でよく見られます。
茶道の世界で金物師が仕立てる道具は、水次薬鑵(やかん)、花入、風炉、水指、建水、蓋置、釜などの皆具から盆、キセル、火箸まで種類が豊富です。素材も鉄だけでなく、金、銀、銅、青銅、真鍮など多岐にわたります。
【表千家 十三代 即中斎(そくちゅうさい)について】
生没:1901年(明治34年)~1964年(昭和54年)
十二代千宗佐の次男で、兄・不言斎の急逝により、家督を継ぐこととなる。
表千家の茶室・不審庵を財団法人化した人物であり、晩年も茶道普及に尽力した。不審庵に伝わる元伯宗旦直筆の手紙、『元伯宗旦文書』を公刊したことでも知られる。
表千家十三代即中斎とは、茶道家元の1つで、裏千家・武者小路千家とともに三千家に数えられる表千家の十三代目です。表千家とは、千利休の孫・宗旦により建てられた、不審庵(ふしんあん)と呼ばれる茶室を管理する茶道流派。
十三代目の即中斎は、現代茶道への礎ともなった人物で、より現代的な茶道を展開した人物です。
【茶道具を少しでも高く売るポイント】
茶道具の査定は、作家や歴史、茶道の流派に関する深い知識が不可欠です。そのため、一般的なリサイクルショップではなく、骨董品や茶道具を専門に扱う買取業者に依頼するのがおすすめです。
古い茶道具は由来がわからなくても、隠れた名品の可能性も。
買取店は多数ありますが本物の価値を見極めるのは難しいため、信頼のおける古美術商にしっかりみてもらうことで、査定額に差がでることもあります。
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