片岡球子のリトグラフ (富士) 日本画 掛軸 琴古流 在銘 尺八などの和楽器 【東京都文京区大塚にて遺品整理】

本日は東京都文京区大塚へ遺品整理に伴う出張査定に行ってきました。

故人様が生前、ご趣味で買い集めていたリトグラフ、日本画、掛軸、尺八などの和楽器がたくさんありましたので、1点1点丁寧に拝見させていただき、すべてお譲りいただきました。

その中でも片岡球子のリトグラフは人気作品ですので、精一杯の金額にて高くご評価させていただきました。

【リトグラフ・シルクスクリーンなど、絵画作品の高価査定のポイント】

リトグラフやシルクスクリーンなどの絵画作品は、タトウ箱・証明シール・シミ・汚れ・焼け・退色等があるかないかで、買取査定が左右されますので、ご売却や処分が決まりましたら長年放置せず、見つけたときに売りに出すのが高値で売るポイントです。

【片岡球子について】

1905年～2008年　物故作家。
北海道生まれ。1923年に札幌高等女学校師範科を卒業し、女子美術専門学校（現・女子美術大学）日本画科高等科に入学する。卒業後、横浜市立大岡尋常小学校に教論として赴任する。1946年安田靫彦に師事する。横浜市立大岡小学校を依願退職後に女子美術大学日本画科専任講師となる。1966年愛知県立芸術大学の開校に合わせ、日本画科主任教授として迎えられる。
このころから＜面構＞＜富士山＞両シリーズの制作を開始する。
数々の賞を受賞し、1989年には文化勲章作家となる。

片岡球子の代表作は富士を描いた作品で、買取金額も高くなる傾向です。
富士がシンプルに描かれている構図も良いですが、裾野に花や木々がダイナミックに描かれていると高価買取しやすいです。

また、日本画と版画（リトグラフやシルクスクリーン等）では大きく買取価格が異なるため、まずはお気軽にお問い合わせください。

略歴

1905年　北海道・札幌に⽣まれる
1948年　第33 回院展出品作品「室内」が⽇本美術院賞受賞
1952年　第37 回院展出品作品「美術部にて」が⽇本美術院賞（⼤観賞）受賞
1955年　⼥⼦美術⼤学⽇本画科の専任講師に就任。助教授を経て教授となる
1966年　愛知県⽴芸術⼤学⽇本画科の主任教授に就任
1966年　「⾯構」シリーズの制作を開始
1976年　勲三等瑞宝章を受章
1986年　⽂化功労者に選出される
1989年　⽂化勲章受章
2008年　急性⼼不全のため逝去

五宝堂では、片岡球子をはじめ、リトグラフ・シルクスクリーン・日本画などの絵画作品を集めております。
また、掛軸、ブロンズ作品・茶道具・刀剣・甲冑・書道具・金工作品など、幅広い商品ジャンルをお取扱いしておりますので、遺品整理やコレクションの整理の際にはぜひ、五宝堂までお気軽にご相談ください。

大量にあってもお任せ下さい。蔵の整理、遺品整理などの際には喜んでお伺いいたします。現地に無料でお伺いしてご対応致します。

本日は五宝堂をご指名いただき、誠にありがとうございました。