こんにちは。骨董品・古美術品買取専門店の五宝堂でございます。
先代の遺品を少しづつ整理中と言うお客様より査定・お見積りのご依頼をいただきましたので、兵庫県西宮市へお伺いさせていただきました。お稽古用の茶道具をはじめ、風炉 茶釜 屏風などの茶道具を中心に査定させていただき、お客様にご満足いただける金額にてお譲りいただきました。
十二代 加藤忠三郎 (了三)について
名古屋で代々尾張藩釜師を務めた加藤家。
当代は13代になりますが、襲名して代を譲った父・12代も健在で、制作を行っています。
12代は釜師としては、父・11代に師事しますが、金工では「茶の湯の釜」の人間国宝・角谷一圭の指導を受けます。その為、代々伝わる技法はもちろん、角谷一圭(かくたに いっけい)も精力的に取り組んだ和銑釜の再現も行います。
13代は、師事した父・12代より代々伝わる伝統の技法を受け継ぎ、日本画を学んだ経験を生かして絵画性のある作品を制作します。
略歴
1948 12代加藤忠三朗、名古屋市に産まれる
1968 本格的に活動を始める
父・11代に師事、金工は角谷一圭から学ぶ
1974 13代加藤忠三朗、名古屋市に産まれる
1991 12代加藤忠三朗を襲名
1999 愛知県優秀技能賞受賞(12代)
2011 13代加藤忠三朗を襲名
五宝堂では、お稽古用の茶道具から作家物の茶道具まで、流派を問わず茶道具全般の出張査定を行っております。
茶道具を引き継いだけれど、値段が付くのかわからないとおっしゃる方もいらっしゃいますが、どのようなお品物でも丁寧に拝見させていただきます。
古い時代の茶道具は、リサイクルショップでは本当の価値がわからず安価になることが多々あります。
骨董屋ならではの審美眼で、貴重なお品物を一点一点丁寧に査定・買取することを常に心がけています。
現在、五宝堂では東海地方(愛知県、岐阜県、三重県)、近畿地方(京都、大阪、兵庫、奈良)への出張を強化しております。
大量にあってもお任せ下さい。蔵の整理、遺品整理などの際には喜んでお伺いいたします。現地に無料でお伺いしてご対応致します。
本日は五宝堂をご指名いただき、誠にありがとうございました。