【この作品について】
裏千家14世 淡々斎宗匠自筆の横物茶掛軸です。
淡々斎は1893年、裏千家十三代円能斎の長男として生まれ、円能斎が亡くなった後家督を継いで家元となります。
明治から昭和にかけて活躍し、裏千家発展の基礎を築き上げた人物です。
裏千家十四代は書画や能、和歌、唄もたしなむなど、マルチな才能の持ち主としても知られます。
「無限斎」の号を得度の際に当時の大徳寺管長 円山伝衣老師から授かりますが、
茶道具に関しては、「淡々斎」の名で残されているものが多いです。
【茶掛軸について】
日本を代表する伝統的な文化のひとつ「茶道」。茶道においては、茶碗、湯冷まし、茶入れ、棗、水指などの陶器はもちろん欠かすことはできませんが、茶道をたしなむ場「茶席・茶会」において欠かせないものとして茶掛があります。
茶掛とは茶の湯(茶席・茶会)に使用する茶室の床の間に飾る専用の掛軸を指し、最も重要な茶道具とされています。
茶掛は表装が「草」の仕立になっており、横幅が広い作品、または長さが短いものであるのが特徴です。また、禅の高僧が修行によって体得した心の状態を表す「禅語」や、禅の修行で用いる「公案(禅問答)」が書き記されています。
【茶道具の査定アップのポイント】
茶道具は骨董品の中でも価値を見分けるのが難しいお品です。
買取品目にあるからといってリサイクル店や貴金属業者に依頼すると、買取額が大幅に下がってしまうことも。
特に古い御道具の場合は、長年をかけて培った知識と鑑定眼が必要不可欠です。
五宝堂では、茶道具に精通した経験豊富な鑑定士が在籍しておりますので、確かな目利きで価値ある品を見極め、ご評価いたします。
五宝堂ではコレクションの茶道具の整理や譲り受けて価値が知りたいなど、いろんなご相談に対応しております。
茶道具のご売却をお考えでしたらぜひ五宝堂をご用命ください。
時代物の1点物から、茶碗、水指、茶入、香合、茶釜、茶杓、鉄瓶、茶棚、お稽古道具まで幅広くお取り扱いしております。
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茶道教室の整理、遺品整理、茶室の整理などの際には喜んでお伺いいたします。
本日は五宝堂をご指名いただき、誠にありがとうございました。