作家名 | |
---|---|
作品名 | 加藤卓男 鼠志野 茶碗 などの茶道具や17弦箏など |
買取品目 | 茶道具 |
買取方法 | 出張買取 |
ご依頼地域 | 東京都立川市 |
買取参考価格
500,000円
※買い取り価格は当日の価格であり、その価格を保証するものではありませんので予め御了承下さい。
五宝堂スタッフより
こんにちは。骨董品・古美術品買取専門店の五宝堂でございます。
本日は東京都立川市のお客様よりご依頼をいただき、遺品整理に伴う鑑定にて出張しました。加藤卓男など人間国宝の作家物の茶道具を中心に拝見させていただき、お客様にご満足いただける金額にてお譲りいただきました。
加藤卓男(かとう たくお)について
加藤卓男は、大正から平成にかけて活躍した陶芸家の1人。
窯元・幸兵衛窯の5代目加藤幸兵衛(本名:福寿)の長男であり、“幻の陶器”とされていたペルシア陶器「ラスター彩」を再興した人物でもあります。
また、正倉院三彩の復元にも成功しており、これらの功績が認められて1988年には紫綬褒章を受章。さらに1995年、重要無形文化財「三彩」保持者(人間国宝)に認定されました。 2005年に永眠したものの、現在は息子の7代目加藤幸兵衛(本名:裕英)が彼の遺志や技術を受け継いでいます。
「志野茶碗」
ラスター彩をはじめとするペルシア陶器で有名な加藤卓男ですが、織部や志野など、日本で古来より伝わる陶器も多く手掛けています。 志野茶碗もそのひとつであり、美しい白磁のなかに入り交じる鮮やかな緋色が見事なコントラストを奏でています。
そのほかにも、「瀬戸黒茶碗」や「青釉黒彩鶏冠壺」などが代表作として挙げられます。
五宝堂では、お稽古用の茶道具から作家物の茶道具まで、流派を問わず茶道具全般の出張査定を行っております。
茶道具を引き継いだけれど、値段が付くのかわからないとおっしゃる方もいらっしゃいますが、どのようなお品物でも丁寧に拝見させていただきます。
古い時代の茶道具は、リサイクルショップでは本当の価値がわからず安価になることが多々あります。
行き場を失った茶道具は、価値を認められずに捨てられたり、リサイクルショップでは本当の価値がわからず安価になることが多々あります。
私たち古美術商は、行き場を失った古美術品に価値をつけ、後世へと大切に守り継ぐ使命をもって日々精進しております。
査定は無料でございますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
大量にあってもお任せ下さい。蔵の整理、遺品整理などの際には喜んでお伺いいたします。現地に無料でお伺いしてご対応致します。
本日は五宝堂をご指名いただき、誠にありがとうございました。
略歴
1917年 岐阜県多治見市生まれ
父加藤幸兵衛に師事
1935年 岐阜県多治見工業学校(岐阜県立多治見工業高等学校)卒業
1961年 フィンランド工芸美術学校修了
1963年 第6回日展で特選北斗賞受賞
1980年 宮内庁より正倉院三彩の復元制作を委嘱される
1983年 岐阜県重要無形文化財に認定
1986年 トルコ・トプカプ宮殿美術館にて個展
1988年 紫綬褒章受章
1992年 伊勢神宮の御神宝「陶猿頭形御硯」を制作
1995年 重要無形文化財「三彩」保持者に認定
2005年 逝去