【この作品について】
能管(のうかん)
能楽の演奏に使われる横笛で、能の演奏だけでなく、歌舞伎、寄席囃子や祇園囃子でも用いられる笛です。
指孔は7つあり、歌口と一番手前の指穴との間に「のど」と呼ばれる厚さ2mm程の竹管が挿入され、狭窄部を形成しているのが特徴です。
龍笛(りゅうてき)
唐楽をはじめ歌物や久米舞(くめまい)、和舞(やまとまい)などで用いられます。
本体には竹の管が使われ、奏者から見て吹き口の左側の管内に鉛を入れたり、本体に漆を塗ることで、芯のある大きな音が出るように工夫されています。
狛笛・高麗笛(こまぶえ)
高麗楽(こまがく)や東遊(あずまあそび)で用いられる高麗笛は、横笛のなかでもっとも細く短いため、龍笛より高めの音が出ます。
体には竹の管が使われ、奏者から見て吹き口の左側の管内に鉛を入れたり、本体に漆を塗ることで、芯のある大きな音が出るように工夫されています。
雅楽では、三管三鼓が用いられますが、三管とは龍笛・篳篥・笙のことをいい、三鼓とは太鼓(たいこ)・羯鼓(かっこ)・鉦鼓(しょうこ)のことをいいます。この他に和琴(わごん)や琵琶(びわ)が加わることもあります。
五宝堂では、能管や龍笛など雅楽に精通した経験豊富な鑑定士が在籍しておりますので、確かな目利きで価値ある品を見極め、ご評価いたします。
コレクションの和楽器の整理や譲り受けて価値が知りたいなど、いろんなご相談に対応しております。
和楽器のご売却をお考えでしたらぜひ五宝堂をご用命ください。
三味線・琴・尺八・琵琶・笛・笙・小鼓まで幅広くお取り扱いしております。
大量にあってもお任せ下さい。
遺品整理、生前整理、コレクションの整理、お引越し、リフォーム、お片付けなどの際には喜んでお伺いいたします。
本日は五宝堂をご指名いただき、誠にありがとうございました。