【池順鐸(ジ・スンタク)について】
韓国の陶芸家で、日本統治時代の韓国京城で生まれました。
高麗青磁や李朝白磁を手本として青磁に文様を象嵌する高麗青磁の技法を復活させ、繊細優美な作風を確立し、鶴や草花をモチーフにした青磁、白磁、粉青沙器は実に見事で壺、茶器、花瓶、香合、水指などを中心に制作しています。
日本の重要無形文化財保持者(人間国宝)にあたる京畿第四号無形文化財に指定され、同じく韓国の陶芸家・柳海剛(ユ・ヘガン)と共に韓国で長らく途絶えていた高麗青磁を再現し、韓国陶磁の復興を果たしたとして日本でも高い知名度を誇っており、コレクターも多い作家として知られています。
【柳海剛(ユ・ヘガン)について】
韓国ソウル出身の韓国の陶芸家で、韓国の人間国宝第一号として知られています。
失われた高麗青磁の技術を復活させ、その名を陶芸界に刻んだ人物です。
高麗青磁の再現に成功した柳海剛は古くから伝わる高麗青磁特有の花鳥や草木をモチーフにした文様を駆使し、花瓶、壺、皿、香炉、酒器など亡くなるまでに数多くの高麗青磁作品を制作しました。
韓国では同じ高麗青磁を題材に活躍した池順澤ほどの人気はなく、韓国よりも日本の方が人気の高い作家です。
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