中国 粉彩 布袋座像 置物

この作品について

本日お売りいただきましたのは、中国や欧米の技法「粉彩」を用いた
 布袋座像 置物。

粉彩(ふんさい)は、焼成した純白の磁器に色を付ける上絵付技法の一種。中国や欧米で広く用いられており、軟彩（なんさい）や琺瑯彩（ほうろうさい）、洋彩（ようさい）、十錦手(じっきんで)など、さまざまな別名で呼ばれております。

西洋と東洋の伝統的な上絵付技法が混ざっており、それまでの技法では表現することが難しかったグラデーションや絵画的な表現を可能にしています。
色のバリエーションも多彩で、油絵に似た質感を感じさせる技法です。

粉彩の特徴は、水溶性の絵の具と油性の絵の具を両方使って色をつけていくことで、仕上がりを精密に、緻密にしようとすればするほど何度も焼成と彩色をする必要が出てくるため、描画の技巧はもちろん、焼成・製造の作業工程も絡み合う複雑な技法です。

昨今、中国骨董がまだまだ人気を博しておりますが、その理由は他国の骨董と比べても圧倒的に骨董職人の技術が高く、歴史的価値の高さ、耐久性、美しさなどさまざまな面で高い評価を受けているからと言われております。

骨董品や古美術品など、「古くてこんなものは売れないだろう」とご自身で判断せず、まずは一度ご相談ください。

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