作家名 | 浜田庄司 |
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作品名 | 鉄絵湯呑 |
買取品目 | 茶道具 |
買取方法 | 出張買取 |
ご依頼地域 | 東京都目黒区 |
買取参考価格
15,000円
※買い取り価格は当日の価格であり、その価格を保証するものではありませんので予め御了承下さい。
お客様の声
遺品整理をしていた時に骨董品や和楽器などが出てきたので、和楽器や骨董品全般の査定を行っている専門業者があると知り、利用することにしました。専門鑑定士が丁寧に査定と価格提示を行ってくれたのでとてもスムーズに買取をしてもらうことが出来ました。他にも買い取っていただけそうなものがあるので、また利用させていただきます。
五宝堂スタッフより
本日は、東京都目黒区へ出張買取。
遺品整理にともないお声かけいただきました。
故人様の生前のご趣味でありましたお茶道具、煎茶道具や和楽器などが多数ございましたので、1点1点、丁寧に査定させていただき、お客様にご満足いただける金額にてお譲りいただきました。
本日お売りいただきましたのは、益子焼 人間国宝 浜田庄司の鉄絵湯呑、共箱付き。
「工房もの」と言われる大量に制作された作品ではなく、本人作の逸品。
共箱の「印」を使い分けて押印されております。
「工房もの」とは、浜田庄司先生の監修で工房の職人達が量産製作した品のことをいいます。
工房作品の制作された正確な数は判りませんが、「工房もの」と呼ばれる作品のお問い合わせは非常に多いです。
当時、記念品用や贈答用として用いられた事も多い品のため、「工房もの」は日本中にかなり数多く出回っており、そのため、残念ながら金額的には非常に安価な相場となってしまいますが、買取は可能でございますので、お問合せいただければ幸いです。
五宝堂では益子焼 浜田庄司の作品をはじめ、田村耕一、島岡達三、加守田章二、河井寛次郎などの益子焼作家の出張査定を強化しております。
琴、津軽三味線などの和楽器、古美術品や骨董品など、幅広く対応させていただきます。
査定は無料でございますので、まずはお気軽にお問い合わせください。スタッフ一同、心よりお待ち申し上げます。
大量にあってもお任せ下さい。蔵の整理、遺品整理などの際には喜んでお伺いいたします。現地に無料でお伺いしてご対応致します。
本日は五宝堂をご指名いただき、誠にありがとうございました。
濱田庄司(はまだ しょうじ)
1894年(明治27)~1978年(昭和53)83才没。
略歴
明治27年(1894)神奈川県橘樹郡の母の実家で文房具屋の長男として生まれる。
大正2年(1913) 東京高等工業学校(現東京工業大学)窯業科入学し、上級の河井寛次郎と親交を結ぶ。
板谷波山に 師事。
大正5年(1916) 東京高等工業学校窯業科卒業。
河井寛次郎と共に京都市立陶芸試験場にて主に 釉薬 の研究を行う。
近藤悠三に 轆轤 を学ぶ。
大正8年(1919)我孫子の柳邸にバーナード・リーチを訪問した折に柳宗悦と出会う。
大正9年(1920)リーチとともに渡英し、セント・アイヴスで、3年余り本格的に作陶に挑戦する。
昭和5年(1930) 栃木県益子町の農家を購入して移築、住居のわきに登 窯 を築き、作陶を開始。
以降生涯一貫して益子で制作を続ける。
昭和6年 (1931)登り窯 を築く。
昭和30年(1955)第1回重要 無形文化財「民芸陶器」保持者(人間国宝)に認定。
昭和39年(1964)紫綬褒章受章。
昭和43年(1968)文化勲章 受章。長年にわたるひたむきな作陶活動が高い評価を受ける。
昭和52年(1977)益子参考館開館。館長に就任。
昭和53年(1978)1月5日、益子にて逝去。83歳。