本日は神奈川県相模原市のお客様より、遺品整理に伴う見積りで、出張査定してきました。
中島千波のシルクスクリーン版画をはじめ、琴、三味線などの和楽器、火鉢、鉄瓶などの御道具もたくさんありましたので、1点1点丁寧に拝見させていただき、高くご評価させていただきました。
中島千波(なかじま ちなみ)について (1945年~現在)
長野県生まれ。日本画家中島清之の三男として生まれる。
中島千波は、伝統的な⽇本画の美しさを継承する独⾃の画⾵を確⽴させ、花⿃画も得意としました。
特に、桜や牡丹は中島の代名詞となるほどで、まるで本物の花のように⽣き⽣きと咲き誇る表現⼒が⾼く評価されました。
高価買取のポイントは、桜を主題にした作品。
三春の瀧桜、夢殿の枝垂桜、臥龍桜、天龍寺の枝垂桜など、全国各地で桜を描いています。桜を描く作家といえば中島千波という代名詞になっています。
骨董品・古美術品買取の五宝堂では、中島千波の作品をはじめ、日本画、油彩画、リトグラフ作品を探しております。
また、茶道具、書道具、掛軸、骨董箪笥など、幅広いジャンルをお取扱いしております。
査定は無料でございますので、まずはお気軽にお問い合わせください。スタッフ一同、心よりお待ち申し上げます。
大量にあってもお任せ下さい。蔵の整理、遺品整理などの際には喜んでお伺いいたします。現地に無料でお伺いしてご対応致します。
本日は五宝堂をご指名いただき、誠にありがとうございました。
中島千波 略歴
1945年 ⻑野県に⽣まれる
1969年 東京藝術⼤学⽇本画科を卒業。第54 回院展へ初出品した「窓」が⼊選
1971年 東京藝術⼤学⼤学院を修了
1979年 第5 回⼭種美術館賞で、優秀賞を受賞
1987年 NHK テレビ「きょうの料理」のテキスト表紙絵を担当。以降、3 年間⼿掛ける
1990年 三溪園臨春閣第六室襖絵「不⼆と桃花図」「松林図」が完成
1992年 「おぶせミュージアム・中島千波館」が開館
1994年 東京藝術⼤学美術学部助教授に就任
1995年 歌舞伎座緞帳「淡紅⽩梅」が完成
2000年 東京藝術⼤学美術学部デザイン科教授に就任
2006年 ⼩布施名誉町⺠に選出される