こんにちは。骨董品・古美術品買取専門店の五宝堂でございます。
本日は茶道具の整理のご依頼で、東京都新宿区市谷へ出張しました。辻石斎の中棗やお稽古用の諸道具を中心に拝見させていただき、お客様にご満足いただける金額にてお譲りいただきました。
【漆芸家 辻石斎について】
辻石斎は、山中塗の第一人者とされ、初代は木地師として活躍なされましたが、二代目以降は塗師として
千家御家元より御用を賜わるなど多くの重要な制作を行いました。
山中塗は、石川県加賀市の山中温泉で生産される漆器ですが、その始まりは400年以上も前の安土桃山時代とされ、江戸時代中頃からは会津、京都、金沢などから塗りや蒔絵の技術を導入して木地とともに茶道具などの塗り物としても発展をしてきました。
過去に北大路魯山人との共同作品も多く作成しています。
特に数多くの名作を生み出したと言われているのが四代目です。
現在は五代目が、その伝統を引き継ぎながら新たな世界を築き上げています。
【四代 辻石斎 略歴】
昭和から平成時代の漆芸家です。
1937年、石川県山中町生
塗師 三千家御家元、大日本茶道学会会長の御用を賜わる
茶道具を中心に幅広い漆芸品の制作
2019年死去
【茶道具査定アップのポイント】
茶道具に限らず、付属品は査定額のアップには非常に重要な要素です。
箱、鑑定書など付属品がございましたら是非揃えて拝見させてください。
綺麗な状態は望ましいですが決してご自身で修復したりせず、そのままの状態で拝見させてください。
五宝堂ではコレクションの茶道具の整理や譲り受けて価値が知りたいなど、いろんなご相談に対応しております。
茶道具のご売却をお考えでしたらぜひ五宝堂をご用命ください。
時代物の1点物からお稽古道具まで幅広くお取り扱いしております。
大量にあってもお任せ下さい。
蔵の整理、遺品整理などの際には喜んでお伺いいたします。
本日は五宝堂をご指名いただき、誠にありがとうございました。