二玄社 書道手本 (書跡名品叢刊 全208冊)

この作品について

本日お売りいただきましたのは、二玄社の書道手本、書跡名品叢刊 全208冊で、保管状態も良く、全巻揃いでしたので、精一杯の金額にて査定させていただきました。

二玄社の書道手本や工芸掛軸は、他に比べて大変手間がかかっており、書籍の中では高額な部類に入ります。
それだけ多くの手間をかけて制作された二玄社の書籍は書道家、
書道愛好家たちにとって垂涎の作品でもあります。

書道手本について
書道の手本に古典作品が用いられることが多く、
一例として、古今和歌集の写本である高野切第一種などが使われる他、
中国の書跡を用いる際に碑文を転写した拓本を手本とすることがあります。

拓本・法帖
書を学ぶ際に石碑の碑文が手本に用いられることがあるため、
碑文を転写した拓本が必要となりますが、大きさの都合により作り直したものを法帖や集帖と呼び、
有名な書家の書いた碑文が良く用いられます。

書籍
書道の手本として用いることのできる書籍は多数ありますが、
中でも二玄社より出版された全49巻の「原色法帖選」は、
書道で有名な王義之や顔真卿などの拓本が収録され、他にも碑文や散逸している書籍の一部も掲載されています。

五宝堂では、二玄社の書籍をはじめ、日本書道・中国書道に関する専門書、書道技法書、有名書家の作品集・手本帖などの買取を強化しております。書籍だけではなく、唐墨（どうぼく、からすみ）、和墨（わぼく）、硯などの書道具、煎茶道具、和楽器、人間国宝作品などの骨董品や美術品など、幅広く査定・買取させていただきます。

査定は無料でございますので、まずはお気軽にお問い合わせください。スタッフ一同、心よりお待ち申し上げます。