こんにちは。骨董品・古美術品買取店の五宝堂でございます。
本日は遺品整理のご依頼で、東京都八王子市へ出張しました。武者絵など浮世絵作品を中心に拝見させていただき、お客様にご満足いただける金額にてお譲りいただきました。
【歌川 芳虎 (うたがわ よしとら】
(生没年不詳)
歌川国芳門人。武者絵、役者大首絵に秀で、美人画、横浜絵、開化絵でも活躍。
明治初めの錦絵絵師番付では、歌川貞重についで2位であった。
作画期:天保(1830-1844)~明治20(1887)頃
号:芳虎 一猛斎 錦朝楼 孟斎
【浮世絵について】
浮世絵とは、江戸時代に成立した日本独自の絵画のジャンルのひとつです。言葉の成り立ちには諸説ありますが、「浮世」には「当世風の」「好色な」という意味があり、江戸の世を楽しみたいという当時の風潮が表れているとされています。浮世絵には、筆で直接描かれる「肉筆画」と、木を彫った版を何色も摺り重ねる「木版画」の2つの表現方法があります。木版画は複数制作でき安価で手に入りやすかったため、庶民層を中心に人気を博しました。
【浮世絵の種類について】
・役者絵
役者絵とは、当時流行していた歌舞伎役者を描いた浮世絵です。人気役者のブロマイドとしても流行しました。歌舞伎の舞台そのものを描いたものや、歌舞伎を楽しむ民衆を描いたものもあります。
・風景画
風景画とは、全国の名所を始めとした風景を描いた浮世絵です。当時の江戸は旅行ブームもあり、人々の旅情を掻き立て、お土産としての役割を果たしました。名所を描いた「名所絵」と道中の景色や人々を描いた「道中絵」があります。
・武者絵
武者絵とは、歴史上の武将・合戦の場面・物語に登場する架空の武将などを臨場感あるタッチで描いた浮世絵です。しかし政府からの弾圧もあり、武将の名前を変えて描いた「偽名絵」や「謎解き絵」などに発展しました。
・美人画
美人な女性を描いた浮世絵です。看板娘などの巷の有名人から遊女や歴史上の美女まで、さまざまな女性が描かれました。
五宝堂では、浮世絵をはじめ、木版画作品を集めております。
また、和楽器、茶道具、書道具、絵画、屏風など、幅広い商品ジャンルをお取扱いしておりますので、遺品整理やコレクションの整理にはぜひ、ご相談ください。
大量にあってもお任せ下さい。
蔵の整理、遺品整理などの際には喜んでお伺いいたします。
本日は五宝堂をご指名いただき、誠にありがとうございました。