【伊藤赤水(いとうせきすい)について】
五代伊藤赤水は1941年6月24日に新潟県佐渡市にて生まれた陶芸家であり、無名異焼の分野にて重要無形文化財保持者の一人として人間国宝に認定されています。
無名異焼は新潟県佐渡市で焼かれる陶器で、五代伊藤赤水は「練り上げ」という技法を用い、独特な縞模様や花模様の作品が高く評価されています。
【略歴】
1966年 京都工芸繊維大学工芸学部窯業工芸学科を卒業
1972年 日本伝統工芸展に入選
1976年 五代目赤水を襲名
1985年 秩父宮賜杯を受賞
2003年 重要無形文化財、無名異焼保持者に認定
2005年 紫綬褒章受章
2018年 新潟県雪梁舎美術館で個展を開催
2019年 京都高島屋で開催の「日本陶芸美術協会選抜展」に出品。
2020年 山梨県岡島百貨店で「人間国宝 五代 伊藤赤水展」を開催
【無名異焼(むみょういやき)について】
新潟県佐渡郡相川町で焼かれた陶器です。佐渡の金山から産する無名異土(第2酸化鉄を多く含む赤色粘土)を混入したもので当初は軟質の楽焼風でした。のちに初代赤水や初代三浦常山により硬質の朱泥風無名異焼が開発されました。無名異焼は高温で焼き締めるために非常に固く、叩くと金属音のような音を出すのが特徴です。
2003年に重要無形文化財の指定。
【伊藤赤水の陶芸作品の買取相場について】
五代伊藤赤水の作品は盃、皿、鉢、水注、水指、香炉、茶碗、壷など様々な種類があり、意匠技法、状態、サイズ、箱等の様々な要因によって買取価格は違います。
伊藤赤水を含め陶芸作家作品では、「共箱」の重要性があげられます。
共箱とは作家本人が署名をした箱の事を言いますが、真贋の証明だけでは無く、作品に作家本人の箱書があるということは、作家自身が世に出すことを認めた作品となり、出来映えが良いと保証されているような意味合いもあります。
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