益子焼 島岡達三 象嵌夫婦湯呑

この作品について

1996年に重要無形文化財保持者として人間国宝に認定された、陶芸家・島岡達三は、益子町に窯を築き、縄文象嵌（じょうもんぞうがん）の手法で独自の世界を確立した、日本を代表する陶芸家のひとりです。

また、師匠である濱田庄司が用いていた「塩釉（えんゆう）」という技法も取り入れてる作品もございます。

五宝堂では島岡達三、濱田庄司、金城次郎などの人間国宝作品の買取を強化しております。茶道具、骨董品だけではなく、尺八、篠笛、龍笛、琵琶、三味線、琴、小鼓などの和楽器や美術品など、幅広く査定・買取させていただきます。

査定は無料でございますので、まずはお気軽にお問い合わせください。スタッフ一同、心よりお待ち申し上げます。

大量にあってもお任せ下さい。蔵の整理、遺品整理などの際には喜んでお伺いいたします。現地に無料でお伺いしてご対応致します。

本日は五宝堂をご指名いただき、誠にありがとうございました。

島岡達三

1919年　東京都港区愛宕２丁目３０番地に3代続いた組紐師
　　　　　 島岡米吉の長男として生まれる｡

1939年　東京工業大学窯業学科に入学。

1940年　夏、益子に浜田庄司を訪れ、卒業後の入門を許され一夏
　　　　　 滞在。山陰、山陽、沖縄の民窯を訪れる。

1946年　濱田庄司門下となる。

1953年　益子に住居と窯を設ける。

1962年　日本民藝館新作展にて日本民藝館賞受賞。

1971年　第一回日本陶芸展に推薦招待出品（以後毎回）

1973年　第一回中日国際陶芸展に招待出品（以後毎回）

1980年　栃木県文化功労賞を受賞

1994年　日本陶磁協会金賞を受賞。

1996年　民芸陶器（縄文象嵌）で、重要無形文化財保持者
　　　　　 （人間国宝）に認定

2000年　北京・故宮博物館へ日本人陶芸家として初めて作品二点を
　　　　　 寄贈し、その贈呈式に出席

2007年　12月11日　没