【出張買取】千家十職 中川浄益 即中斎好 キセル 煙管 お稽古用の茶道具 【埼玉県さいたま市浦和区】

こんにちは。骨董品・古美術品買取専門店の五宝堂でございます。

本日は埼玉県さいたま市浦和区のお客様よりご依頼で、千家十職の御道具を中心に1点1点丁寧に拝見させていただき、お客様にご満足いただける金額にてお譲りいただきました。

中川浄益(なかがわじょうえき)について

中川浄益は千家の正統的な茶道具を制作する千家十職の一家（金物師・錺師）です。

中川家は千家十職の金物師で元々越後で武具を作っていましたが、初代紹 益が千利休の求めにより薬かんを作ったのを機に茶道具を作り始めます。紹益という名が当時の豪商、佐野紹益と紛らわしいとして二代目以降、浄益を代々名乗っ ております。三代浄益は技術的に困難とされた銅と錫の合金である砂張の作りを発見、制作に成功しました。金工の精巧な茶道具を得意とし、その技法は鍛造による槌物 (うちもの)と鋳造による鋳物が中心です。

・初代 中川紹益　1559（永禄2）年～1622（元和8）年
・2代 中川浄益　1593（文禄2）年～1670（寛文10）年
・3代 中川浄益　1646（正保3）年～1718（享保3）年
・4代 中川浄益　1658（万治元）年～1761（宝暦11）年
・5代 中川浄益　1724（享保9）年～1791（寛政3）年
・6代 中川浄益　1766（明和3）年～1833（天保4）年
・7代 中川浄益　1796（寛政8）年～1859（安政6）年
・8代 中川浄益　1830（天保元）年～1877（明治10）年
・9代 中川浄益　1849（嘉永2）年～1911（明治44）年
・10代 中川浄益　1880（明治13）年～1940（昭和15）年
・11代 中川浄益　1920（大正9）年～2008（平成20）年
・現在当主は空席

五宝堂では、奥村吉兵衛（表具師）、黒田正玄（竹細工・柄杓師）、土田友湖（袋師）、永樂善五郎（土風炉・焼物師）、樂吉左衞門（茶碗師）、大西清右衛門（釜師）、飛来一閑（一閑張細工師）、中村宗哲（塗師）、中川淨益（金もの師）、駒澤利斎（指物師）など、千家十職の茶道具を集めております。
お稽古用の茶道具から作家物の茶道具まで、流派を問わず茶道具全般のお取り扱いをしております。

大量にあってもお任せ下さい。蔵の整理、遺品整理などの際には喜んでお伺いいたします。現地に無料でお伺いしてご対応致します。

本日は五宝堂をご指名いただき、誠にありがとうございました。