埼玉県越谷市にて、九谷焼 人間国宝 吉田美統のぐい吞み、軽井沢彫の飾り台、セルジュ・ラシスのリトグラフ、三味線、琴などの和楽器をお売り頂きました。

本日は、埼玉県越谷市へ出張買取。

不動産会社様のご紹介で解体・建て替え前のお荷物整理にともないお声かけいただきました。

今あるものはすべて不要なので、売れるものは出張査定してほしいと、よくあるご相談内容で、お電話にて美術品や骨董品などが多数あるとの事でお伺いさせていただきました。

三味線、お箏はお稽古用の物もあり、お値段をつける事ができませんでしたが、リサイクルとしてご快諾いただき、引き受けさせていただきました。

また、馬をモチーフにした作品を多く制作しているセルジュ・ラシスのリトグラフは状態も良かった為、お客様にご満足いただける金額にて評価させていただきました。

本日ご紹介させていただく作品は、九谷焼 人間国宝 吉田美統のぐい吞み。

吉田美統(よした みのり)は石川県小松市出身の陶芸家。

本名は吉田稔。

生家は作陶を生業としていて、九谷焼独特の赤絵金襴手を継承し、美統本人も高校在学中から陶芸技法を学び始め、高校を卒業した1951年に九谷焼絵付け技法を習得し19歳の若さで錦山窯の三代目を襲名しました。
そして、釉裏金彩技法（金箔や金泥で文様を描き、そのうえに釉薬をかけ焼き上げる作陶技法）の先駆者である加藤士師萌の作品に出合い、感銘を受け自身の作品にも釉裏金彩技法を取り入れるようになりました。
釉裏金彩技法を習得後に制作した作品は、1970年に大阪で開催された日本万博博覧会に出品され、高い評価を得ました。また1974年からは日本伝統工芸展に出品し、1974年は入賞、1992年には高松宮記念賞、1995年には日本工芸会保持者賞などを受賞し、輝かしい功績を残し、その後も数々の名作を生み出し、2001年には紫綬褒章を受章し、【釉裏金彩】で重要無形文化財（人間国宝）に認定されました。

五宝堂では人間国宝の陶芸作品の出張査定を強化しております。また、尺八、琵琶などの和楽器、古美術品や骨董品など、幅広く対応させていただきます。

査定は無料でございますので、まずはお気軽にお問い合わせください。スタッフ一同、心よりお待ち申し上げます。

大量にあってもお任せ下さい。蔵の整理、遺品整理などの際には喜んでお伺いいたします。現地に無料でお伺いしてご対応致します。

本日は五宝堂をご指名いただき、誠にありがとうございました。